2016年12月31日土曜日

ラジオに出演します

                       年末押し迫ってのお知らせです。

本日12/31 22:00から、インターネットラジオ、OTTAVAの 「Bravo Brass ブラバンピープル集まれ!オザワ部長のLet' 吹奏楽部」で放送されるアルメニアンダンスの聴き比べで、今年の夏に11名の極小編成で演奏した、藤村女子高校のアルメニアンダンスもON AIR されることになったそうです。番組序盤(~22時半)、2曲目に掛かるそうです。是非お聴きください。

2016年12月10日土曜日

柔軟性が強み!

都賀です。

僕は中学・高校と吹奏楽部でトロンボーン、テューバを担当し、大学では、その当時吹奏楽部がなかったので、モダンジャズクラブに入り、ベースを弾いていました。その頃録音機器やレコードなどは高価で、貧乏学生には手が出なかったので、レコードを買わない代わりに、邦人、外国人問わず、演奏会には一番安い席を買って足しげく通い、有名プレイヤーの音を必死に耳に焼き付け、視覚的にも演奏者の一挙手一投足を見逃すまいとジッと見入っていました。聞きに行ったプレイヤーはデューク・エリントン(握手もしてもらいました。)、カウント・ベイシー、MJQ、ソニー・ロリンズ、マイルス・ディビス、オスカー・ピーターソン、ウェザーリポートなど挙げたらキリがありません。

そんな中で僕が学んだことは、音楽は本来自由なもので、「この編成じゃないとダメ!」とか、「この楽器がないとダメ!」とか「このスタイルでなくてはダメ!」など、こうでなくてはならないという縛りはそんなに多くないものなのだ、ということでした。

音楽に限らず、勉強にしても、仕事にしても、人間の生き方にしても、こうあらねばならない、ということが多いほど袋小路に入ってしまうこともあります。山の頂上に向かう登山道は一通りではありません。いろんな道があって良いのです。いろんな人がいて良いのです。ジャズはそんなことを僕に教えてくれました。以来、色んな道を探すことも楽しみになりましたし、様々なことに柔軟に対応する面白さも知りました。

昨年着任したときは4人の部員でしたが、人数が少ないことよりも、あれもやってみよう、こんなことも出来るかもしれない等と、この人数で何が出来るかを考えることが楽しみでもありました。そうして部員と共に一生懸命取り組んだ結果が、コンクール金賞や管楽合奏コンテスト全国大会出場に繋がったのだと思っています。今年はアコースティックサウンドにこだわり、夏のコンクールでは11人で「アルメニアンダンス・PartⅠ」を、9月の定期演奏会では「アルヴァマー序曲」、「マーチ ブロックM」などを演奏しましたし、来年1月に行われる東京吹奏楽コンクール新人戦では、課題曲「ディスコキッド」、自由曲「心は清流にせせらぐ」を演奏します。

いろんな発想でまだまだ面白いことを見つけていこうと思っています。それが藤村の強みでもあります。






2016年11月29日火曜日

皆が主役、一人一人を生かす、それが藤村!

藤村は全員が主役です。一人一人が何役もこなし、複雑な織物のようにお互いを引き立てあって色合い豊かな音楽を構成しているからです。社会でもそうですが、不必要な人などいません。人によって楽器の技術に差はあったとしても、一つの曲を作り上げていくという点では皆が対等です。だから、出来ない人がいたらお互いに助け合ったり教え合ったりして、演奏者も聞いている人も満足できるような曲を仕上げていくのです。

大編成のバンドだったら、場合によっては、一人の奏者が音を出していなくても分からないかもしれません。でも藤村では、一人一人がこなすべき役割が大きく、それが絡み合って太くしっかりとした糸を作り上げているので、一人でも欠けることはできません。皆が真剣に自分の作ってきた音をぶつけ合うからです。一人一人の役割が大きいということはその分苦労も多いのですが、出来上がったときの喜びは、大編成に負けない程、とても大きなものなのです。

来年はメンバーの数をもっともっと増やして、念願の東日本大会出場を果たしたいと思っていますが、皆が主役、一人一人を生かすという精神は、これからも持ち続けていきたいと思っています。

受験生の皆さん、私たちと一緒に心のハーモニーを奏でてみませんか。

2016年11月24日木曜日

合言葉は・・・ 文武両道

私たちのモットーは、“文武両道”。全日本吹奏楽コンクールを目指し、且つ第一希望の大学に入学することです。全国の吹奏楽部の中には、365日練習をし続ける学校、勉強第一の学校と色々あります。

しかし・・・! 私たちは敢えて二兎を追うことで学習面はもちろん、友人との切磋琢磨、華やかな舞台での活躍、プロの音楽家との共演、など豊かで多彩な高校生活を送りたいと考えています。二兎を追うことはそんなに易しいことではありませんが、毎日の努力を重ねることによって充分に可能なことであると言えます。

いつも目標を持ち夢に向かって努力する、何事にも明るくひたむきに取り組んでいく、人の心に響く音楽を目指していく、そんな人を藤村吹奏楽部は応援します。



以下は私(都賀)の前任校での取り組みが、バンドジャーナルに掲載されたものですが、そのコンセプトは、今も藤村吹奏楽部で生きています。


勉強と部活の両立を高いレベルで果たす

進学校としても知られる春日部共栄高校の吹奏楽部。授業時間が長いため、必然的に短い部活動の時間内で、効果的に練習しなければならないという。そんな全国の学校が抱える悩みを克服した同校が、トップバンドとして活躍できる理由はどこにあるのだろうか。
自由曲に邦人作品を積極的に取り上げて、全国大会3年連続出場という偉業を果たした埼玉県の春日部共栄高校吹奏楽部。顧問の都賀城太郎先生のモットーは、「全員が明るい音で鳴らすこと」ということで、合奏のサウンドだけでなく、部員の皆さんの表情も実に明るい。同校は中高一貫教育で、中学生を合わせると現在では160人近くいる吹奏楽部も、都賀先生が赴任した27年前は、部員がたった1人からのスタートだったそうだ。

進学校としても有名で、ゆとり教育の弊害が叫ばれる昨今、授業は平日7時限目まで、土曜日も行うというなか、部活動をしなければいけないという。取材当日もそうだったが、日曜日にも合奏練習が入るそうだ。しかし、興味深いことに、同校は練習時間が短くなってから、全国大会に出場するようになり、さらに部内の一流大学への進学率も上がったのだという。
「今まで練習してきたことを短い時間でやるにはどうしたらいいのか、子供たちが必死に考え始めたのが良かったのかもしれません。3年生は、合宿で移動するバスの中で勉強したり、練習のあとに居残りしたり、かなり必死にやっています。そういう姿を見た他の生徒も『頑張らなければ』という気持ちになるのでしょう。昨年は、元部長が東大、前部長が早稲田大に合格しました」(都賀)

吹奏楽の練習法も受験勉強に似ている。合奏上達の秘訣を都賀先生に聞いてみた。
「上達に近道はありません。コツコツと積み重ねていくしかないので、いかに重箱の隅を突くことができるかだと思います。音の長さや音色などにこだわりながら、ゆっくりとしたテンポで練習すると、どこかで歪みが出てくるので、それを取り除いていくしかないですね」

2016年11月23日水曜日

今、注目を集めています。




昨年以来、吹奏楽コンクール金賞受賞、管楽合奏コンテスト全国大会出場、トランペット奏者エリック・ミヤシロさんとの共演など、その活動が多方面から注目を集めています。昨年12月には群馬県吹奏楽連盟主催のリーダー講習会、日本吹奏楽指導者協会主催の指導者クリニックで本校の取り組みや指導法に関する実践発表を行い、全国の指導者から大きな反響を頂きました。
そして本年2月には吹奏楽専門雑誌「バンドジャーナル」にも紹介されました。また、来月12月23・24(金・土)に群馬県前橋市で開かれる西関東バンドクリニックでも『小編成バンドの指導と 工夫』という講座で高崎東高校吹奏楽部をモデルバンドとして藤村での実践や今年度の指導から得られた様々なアイデアと工夫に関する実践発表を行います。
全国の指導者、生徒の皆さんに勇気と希望を持ってもらいたいと思っています。




さらにベストセラーになっている『きばれ、長崎ブラバンガールズ』の続編が来年2月に出版されることになり、そこには東京ブラバンガールズとして藤村女子高校吹奏楽部の活動が紹介されることになっています。

2016年11月18日金曜日

第二回クラブ体験会いよいよ始まりまーす

当日のスケジュール

日時 : 1119()

14:00~ 藤村女子高等学 説明会
15:00
~ 学校施設見学・個別相談
15:30
~クラブ体験(17:00終了予定)

内容 :在校生による楽器体験・部活動説明
場所 :藤村女子中学・高等学校  第1音楽室
持物 :楽器(持っている方のみで結構です)、上履き


当日は、クラブ体験の前に学校説明会があります。
生徒さんだけでなく保護者の方の見学も大歓迎です!
保護者の方向けの部活動説明・入試相談も行いますので、是非ご一緒にいらしてください。

第三回は1126()予定しております。



≪お申込み≫
メールもしくはFAXでお申込ください!※お申込の際は、以下の連絡事項を必ず明記してください。
【学校名・学年・パート・氏名・連絡先(電話番号かメールアドレス)・ご希望日時】
Mail
sunayama@fujimura.ac.jp(吹奏楽部顧問:砂山瑞穂)
FAX : 0422-22-7680
ご連絡お待ちしております。